犬は人につき、猫は家につく。
そんな言葉が、あるそうで。
犬の人なつっこさと、猫のふてぶてしさを、
確かに良く言い表しているように感じます。
運の世界において、ペットとは、
一緒に暮らすことで確かな恩恵があるものと考えられます。
いや、より正確に言うならば、
ちゃんと一緒に暮らせる場合に限り、
人の運や場の運を良くしてくれるがペットであるとします。
特に、人との縁が古く深く長いとされる犬と猫は、
人に与える運の影響も強く大きいようです。
それぞれの動物が持つ運の種類は以下の通り。
犬は狛犬
犬は人を守る狛犬としての役割を果たし、
一緒に暮らすことで本来直接来るはずの悪運から、
飼い主を守ってくれると言われます。
・守護
・厄除け
・厄払い
などが、犬の持つ働きです。
実際、犬の鳴き声で退散する悪霊の話や、
飼い主を外敵から守ってくれた犬の武勇伝は、
昔から、世界各地にいっぱいあります。
猫は招き猫
一方、猫は招き猫。
金運や仕事運に繋がるご縁を、家に招き入れてくれる縁起良い存在。
飼い主というよりはその家に、幸運を運んでくれます。
・良縁
・招福
・商売繁盛
などが、猫の働きだと言えそうです。
実際に、会社事務所や商店の片隅に、
招き猫がいる風景というのは、今なお続く日本の文化です。
猫を駅長として大成功を納めた鉄道もあると聞きます。
飼えば良いってもんじゃない
犬の守護も、猫の招福も、どちらも素晴らしいこと。
大切に添い遂げることができるならば、
それらの恩恵を狙って打算的に犬や猫を飼うのも、
決して悪いことではないし、実際、昔からそのようにして、
彼ら、彼女らとの縁は続いてきました。
ただし、自己責任で最後の最後まで、
きちんと面倒をみられないようならば、
ペットとは暮らさない方が運は良いでしょう。
お金を払って買うだけでは運は良くなりません。
ペットとの信頼関係を結ぶためには相応の負担が必要となります。
最近のペットブームはそれが心配です。
ペットを飼うことのリスク
縁あって生活を共にすることになった、
その生命に対する心ない仕打ちは、
直接運気の低下につながります。
犬猫に限らず、動物とは、生きているからには病気になるし、
ウンコもするし、特有の臭いも染み付きます。
最終的には老いて動きが鈍くなり、介護問題も発生します。
世話にかかるお金と時間と労力はバカになりません。
上記に挙げたような当たり前の生命の営みを、
面倒なデメリットだと感じ放棄してしまう人は、
ペットによって運が悪くなるので要注意。
『そんなお前達にはペットを飼う資格なんてない』
と言いたいのではありません。
それじゃあ人もペットも共に幸せになれないから、
中途半端な覚悟では手を出さない方が、
お互いにとって幸運だと知って欲しいです。
信頼関係による恩恵
素敵な嬉しさと表裏ワンセットである、
それらの大変さ、難しさを乗り越えて、
ペットと固い信頼関係を結ぶことができたならば、
愛する家族の一員は、とても心強い助力者となり、
運はとても良くなると思います。
それは契約や盟約と言っても良いほどの、
確かな効能を持っていると思います。
なんて難しい理屈は抜きにして、
絆のある人とペットの関係性は、
もうそれだけで素晴らしく幸運な幸せなのでしょう。
でも、そんな幸せの表面的な部分にばかり憧れて、
可愛いだけで金を出し命を手に入れる行為は、
無意識的に自分の運を傷つけることになるので、
本気で真剣にものすごく気を付けて。
それでは☆
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