弊社が毎年発行している、
ゆうきこよみ
では、カレンダー上の土用部分を、
グレーに塗りつぶしてあります。
目を凝らさずとも、
パッと見てすぐ分かるように。
土用の丑の日だけでなく、
その期間を意識してもらえるように。
何となくドンヨリとした雰囲気を、
警戒してもらえるように。
そんな土用啓蒙活動を、
15年以上続けてきた甲斐あってか、
多くの方に意識してもらえるようになりました。
blogやTwitterの読者様はもちろん、
最近では講座受講者様のご家族や友人、
何なら弊社の取引先のみんなまで、
『土用きつい』
『もう土用かあ』
『土用って長いわ』
なんて言い出して。
土用という共通認識が広まるのは、
嬉しいし、やりやすいです。
知ることのメリットとデメリット
土用を共有できることは、
とても有用だと思います。
もっと多くの方に知っていただき、
季節の変わり目の過ごし方を、
見直すきっかけにして欲しいです。
ただ。
土用の知識が広まるほどに、
★明らかな誤解
★余計な不安
★勝手な妄想
などが、僕の知らないところで、
ジワジワ増えてくるのは心配です。
せっかくの土用の知識が、
悪い伝染を起こすのは、
何としても食い止めたいです。
中途半端な知識のまま、
不安をまき散らしてしまうことが、
土用を悪く伝染させる、
主な原因だと考えています。
土用は正しく運用することが大切です。
だいたいは大丈夫なのが土用
土用中は単なる季節の変わり目です。
全てのことが凶になる訳ではありません。
日常的な暮らしの営みが、
制限されてしまうことはありません。
通常業務に支障が出るような、
無理な制約はありません。
非日常的なことや、
通常業務外のことは、
避けた方が無難です。
ただし、それさえも、
程度や方法によっては、
『いつもより慎重に』
で対処可能です。
大丈夫なケースと大丈夫じゃないケース
『要するに不安定な時期だから慎重に』
この基本さえ忘れなければ、
多くの疑問は自己解決可能です。
にも関わらず、土用の度に、
多くの方から似たご質問の電話やMAIL、
またはブログへのコメントをいただきます。
→あれはやっても大丈夫?
→どこまでならOK?
→これはダメなの?
などなど。
上記の答えって、
大きく2種類に分けることができて。
(おそらく大丈夫だとは思うのだけれど)
(念のため、確認しておきたいから)
『大丈夫?』
というのが1つめの種類。
お墨付きの安心感を得るために、
『大丈夫だとは思うけれど、念のため』
という確認です。
そういうのって、
気にするまでもないことが多いです。
一方。
もう1つの方は危険です。
(大丈夫じゃないことは分かっているのだけれど)
(誰かに大丈夫って言って欲しいから)
『大丈夫?』
というご質問・ご相談です。
そういうのは、だいたい案の定、
問題あることが多いです。
ダメだと思っている通り、ダメです。
いずれも、答えは既に自分の中で出ている、
という点においては同じです。
どちらも、もっと自分の答えに、
自信を持って吉。
土用中の判断前にして欲しい5つの自問自答
上記のケースには、
当てはまらない場合もあります。
中には、土用中の判断基準が全くない方や、
そもそも誤った土用を学んでいる方もいるわけで。
そんな方には、
あれこれ想像や妄想をする前に、
自問自答して欲しいことがあります。
【土用中の判断前にして欲しい5つの自問自答】
1.どうしてわざわざ、それを土用中にやるんですか?
2.どうして土用前にはやらなかったのですか?
3.どうして土用に入った途端に出来るようになったのだと思いますか?
4.それって『今』じゃなくちゃだめですか?
5.それって『土用明け』じゃだめですか?
上記を自分で自分に問いかけたとき、
『なぜなら、◯◯だから』
と、明確な必要性・必然性を回答できるなら、
心配することはありません。
いつもより慎重に行動すれば問題なし。
その理由や根拠は、
信じるに足る偶然の必然です。
逆に、十分に納得できる根拠が見つからず、
自分への屁理屈や言い訳しか、
出て来ないようならば、
事の大小多少を問わず、
一旦、保留してみた方が良さそうです。
土用中の判断基準
土用期間中の注意事項は、
細かく言い出したらキリがありません。
神経質になると、
アレもコレも凶となりかねません。
どんな些細なことであろうが、
やらないで済むことなら、やらずに延期し、
土用明けに実行するのが無難です。
ただ、現実の土用中においては、
絶対にやらざるを得ない、
とまでは言えないけれど、
やっておけると良いし、やりたいこと、
というのが多発する事情、
僕にも良く共感できます。
そういう微妙な運の判断基準は、
ご自身の中にあることの方が多いです。
そこでは、紋切り型の、
教科書的な答えではない、
ケースバイケースな柔軟性が求められます。
どれとどれが吉で、
どれとどれは凶なのか、
自分以外の誰かに答えを求めてしまう前に、
一度、冷静に分析してみてください。
そして、そこで出た自分への答えを、
判断基準にして吉。
その上で、
『よし、私はやる』
『なぜならば、そこに偶然の必然があるから』
『ただし、いつもより丁寧に慎重に』
と結論が出たならば、僕も賛成です。
余計な心配は必要ありません。
土用の知識を知ってしまった方。
知ってしまったからには、
その知識をお荷物にせず、
上手に家庭や職場の中に取り入れましょう。
自分で自分の運を決める拠り所は、
1つでも多い方が良いです。
土用中、どこまでなら決めても良いのか?
いくらまでのお買い物なら許されるのか?
何はNGでどれは問題なしなのか?
その答えは、教科書ではなく、
ご自身の中にあります。
それでは☆
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コメント
コメント一覧
私ともう一人の子供とのお金に対する考え方の大きな相違。それは土用に限ったことではないけれど、土用に爆発する感じです。感情的になってはいけないと思うけれど感情的になり暴言の数々を吐くその様子に深く傷ついています。日帰りで70キロくらいの吉方位の温泉や神社に足を運んでいます。宿泊ではないし距離もいまいちだけど少しでも状況を改善したいと。気持ちが落ち着きます。
ひまわりさん
> 土用だなと感じるトラブルやはり多いです。
トラブルというのは、どんな季節や運勢においても、
大なり小なり必ずあるものですが、土用中のトラブルは、
『土用っぽいな』
と思えるようなものが多いと思います。
> 宿泊ではないし距離もいまいちだけど少しでも状況を改善したいと。
宿泊を伴わずとも、また近距離でも、
場所選びや、現地での過ごし方などで、
十分に方位のエネルギーを呼吸することは可能です。
また、いつもの場所とは違う時空間に身を置くことで、
『転地』
という、確かな吉効果を得られます。
安静のみなので救急病院から転院しましたが、担当医に誠実さを感じられずもやもやしています。退院までの数日の辛抱と思いながら私のデトックス方法が見いだせず・・・。この状況でのお出かけは困難。そういう場合はどうすべきでしょうか?
さぜんさん
> そういう場合はどうすべきでしょうか?
できることを、できるだけやるのみ。
できないことは、無理をしない。
今できることが1つも見つからないならば、
5月を充実させるための予定を考え、
その計画を立てながら、準備を整え始めて吉。
仕事中、色々と落としそうになっては「ハッ!土用土用」と、気が引き締めています。
そんな中、娘が「ずっと好きだった」と告られたと…まさに「なぜに今?よりによって土用かい」と(^-^;) (土用に始まる恋愛が云々とJunior先生の記事で読んだことがあったので)娘にはいい返事をするなら尚のこと、返事は8日以降で。と伝えようと思案中です(´・_・`)
>>23 まんまるさん
土用は恋の季節。
好きになるのも、好かれるのも、ありうる運勢。
そして、決して悪いことではないです。
大切なのは、土用明けからのコミュニケーション。
盛り上がって終わりにしないで吉。