運が良いというのは、一般的に、


『自分にとって嬉しい出来事が起こる』


ということなのではないかと思います。


決して抽象的で感情的なものではなく、


『おっ、ラッキー』
『なんか得した』
『自分は恵まれているなあ』


と確かに思える、具体的で実益的な出来事が起こると、
僕達は自分自身のことを『運が良い』と実感できる。


そう考えると。


運が良い人は、自分の周囲で、
『やったぜ!』と思える何かが常に起こっているし、
当然、そのことを嬉しく感じています。


その逆が、運の悪い人で。


常に『ヤダな』と思う出来事に取り囲まれて、
幸せな事に気付きにくくなっているし、
そんな自分を『ツイてない』と思っています。


で、ここからがポイント。


今、自分の周りには、


吉:運の良いこと
凶:運の悪いこと


どちらも起こっているものです。


陰陽学的に、また運勢学的に考えた場合、
どちらか一方のみが起こっているというのは、
非常に考えにくいし、自然の摂理に逆らうことになります。


吉しかない人生というのはあり得ないし、
凶のみしかない人生というのも、
よほど特殊な運命を持っていない限り、無いはず。


僕達の周りには、吉運も凶運も、両方ある。
常に、ヒッソリと、当然のように。


その時。


運が良い人と悪い人の違いとは、
吉と凶のどちらが起こっているかどうかではなく、


『どっちの運をより多く見つけられているか』


で決まるのではないだろうか、と思うのです。


運の吉凶を読み解く勉強をすると、
『良い運』を感じて、『悪い運』を避ける、
直感とは異なる、より経験的な感性が身に付きます。


これは、人生を歩む上で、とても大切なコツです。
義務教育に取り入れて欲しいくらい。


つまり運の良し悪しというのは、一般的に考えられている、


『運が良いことと、悪いことの、出来事の差』


ではなく、


『運が良いことを見つけ、悪いものは遠ざける』


という、感性の違いも大いに関わってくるのではないかと思います。


そしてその『感じる心』というのは、
学習によって高められるというのです。


何が吉で、何が凶なのか?


その鑑定ロジックを学ぶことで、
僕達は自分の周囲にある『幸運』を、
今よりもっと多く見つけられるようになるし、
また『凶』は避けられるようになります。


出来事の違いをいくら眺めていた所で、
そこに運の本質は見つかりません。


判断の基準を自分の外側でなく、
内側に設けるために必要なのが、運の智恵。


それが分かると、何気なく眺めるテレビやラジオ、
電車の中吊り広告や、他人との会話、
世に起こってくる出来事や天候の移り変わりが、
とても面白く興味深いものになって、オススメです。


それでは☆